フィルム(写真用)の種類について

フィルム
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フィルムの写真デジタル化にはフィルム種類の判別が必要

フィルムとカメラ

写真用のフィルムって、もうすでに過去のものになってしまいましたが、まだまだ昔の想い出写真を保管されている方も多いのではないかと思います。

そのフィルム達をデジタル化しようと思いついた時、保管しているフィルムがどのフィルムに該当するのかが分からない...なんて困ったことはありませんか?

昔のことでもありますし、両親や祖父などから受け継いだフィルムだとすると、皆目見当がつかないかも知れません。

こちらのページでは、フィルムの種類が見分けられる様に、主なフィルムの特徴をまとめましたので、参考にしてください。

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フィルム(写真用)の種類

写真用の各フィルムの特徴を、判別がつく程度に説明致します。

こちらのページ説明する写真用フィルムは6種類です。

この6種類の見分けができれば、ほぼ問題なく写真フィルムを特定できます。

これらの種類は、サイズや形状による違いを表します。

35mmネガフィルム

これら6種類の形状以外の視点で、もう2つ種類の違いがあります。

1つ目が白黒フィルムとカラーフィルム、2つ目がネガフィルムとポジフィルムです。

  • 白黒フィルムには、文字通り色は無く、被写体の明るさによるが画像となります。
  • カラーフィルムは、被写体の明るさだけでなく、色についても画像に反映されます。
  • ネガフィルムは、明るさが反転した像がフィルムに記録されます。
    カラーネガフィルムについては、明るさだけでなく色も反転した像がフィルムに記録されます。
    これらをプリントすることで、明暗と色を反転させて、通常の画像として見ることができる様になります。
  • ポジフィルムは、フィルムに見た目そのままの像が映り込みます。
    スライドにして拡大表示させるために、スライドマウント枠に入れる事が多かったですが、ネガフィルムの様にフィルムケース入れて納めてもらう事もできました。

カメラにフィルムを充填したところ

写真用フィルムの種類は、これらすべての組み合わせとなります。

色々な形状のフィルム(こちらでは6種類を説明)に対して、それぞれ白黒フィルム・ネガ/ポジフィルムが存在すると言う感じです。

写真用フィルムのデジタル化に当たっては、フィルムを特定してお申込み下さい。

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バックトゥ昭和がデジタル化できる写真用フィルム

カメラにフィルムを充填したところ

バックトゥ昭和でデジタル化できる写真フィルムは以下の通りです。

  • 135フィルム
  • 110フィルム
  • 白黒フィルム
  • カラーフィルム
  • ネガフィルム
  • ポジフィルム(スライドマウントタイプを含む)

110フィルムのポジフィルムを除く組み合わせに対して、デジタル化に対応しております。
(135/110フィルム以外は、対応しておりません。)

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135フィルム

135フィルムは、最も一般的で最も多く使用されたフィルムで、35mmフィルムとも呼ばれました。
パトローネと言うパッケージに35mm幅のフィルムを巻き込んであり、カメラ側でフィルムを巻き取っていく形式でした。
フレームサイズは、横36mmx縦24mmの大きさで、上下にあるフィルム送り用の穴は、35mm映画プリントフィルムと同じ位置に同じ大きさとなっています。
最長ロールは36枚撮りで、これ以外では24m枚撮りと12枚撮りが多く使用されました。

115フィルムの外形

135(35mm)フィルムのデータ化詳細はこちら

ハーフサイズフィルム

ハーフサイズカメラに使用されるフィルムは、135フィルムと全く同じフィルムです。
カメラが進化して、135フィルムの1コマに2枚の写真が撮れる様になったのです。
ハーフサイズカメラで撮った写真は、フィルムの1コマ部分に2枚の写真が縦横逆になって映り込みます。
フレームサイズは、17mmx24mm(又は18mmx24mmメーカによって公称値が違っていました)で、サイズが小さくなった分だけプリント画像が荒くなりました(ほとんど気にならない程度でした)が、カメラが小型化され、2倍の写真が撮れるという事で、人気がありました。

115フィルムを斜め上から見た写真

126フィルム

126フィルムは、110フィルムのもととなったフィルムで、35mm幅フィルムを使用して、送り出しと巻取り部分がカートリッジに入ったカートリッジ式のフィルムです。
コンパクト化を図るために、画面フレームサイズを正方形の28mmx28mmとしました。
何と言っても、フィルムをカセットカートリッジに入れ込んだのが特徴で、カメラに詳しくなくても、カセットカートリッジをカメラに入れるだけで、撮影準備完了となるのが売りでした。
さらに、カートリッジの後ろ側には、フィルム枚数の表示が見える窓が設置されているので、フィルム残量が一目でわかる特徴もありました。

126フィルムの外形

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110フィルム

110(ワンテン)フィルムは、126フィルムの進化系で、フィルムサイズを16㎜幅として、ポケットサイズカメラに使用できるように改良したフィルムです。
フィルム全体をカセットカートリッジに入れ込み、フィルム使用枚数が表示窓から見える方式をそのまま継承し、ポケットサイズへサイズダウンして、カメラの専門知識が無くても、手軽に写真が撮れる様にしたことで、ヒットしました。
フレームサイズは13mmx17mmとなっています。

110フィルムの外形

110フィルムの詳細解説はこちら

110フィルムのデータ化詳細はこちら

120フィルム

中判カメラで使用されていた60mm幅の大きめのフィルムです。
フィルム面積が大きいため、質の良い画像撮影が可能でした。
フレームサイズですが、実は使用するカメラによって、様々な横サイズがあるのです。
実際に使用されていたフレームサイズは以下の通りです。

  • 56mmx41.5mm(ロクヨンゴ)16枚撮り:セミ版とも呼ばれました
  • 56mmx56mm(ロクロク)12枚撮り:ローライ版とも呼ばれました
  • 56mmx70mm(ロクナナ)10枚撮り
  • 56mmx77mm(ロクキュウ)9枚撮り:ブローニー版ともよばれました
  • 56mmx84mm(ロクハチ)8枚撮り
  • 56mmx118mm(ロクイチニ)6枚撮り
  • 56mmx168mm(ロクイチナナ)4枚撮り

120フィルムの外形

220フィルム

220フィルムは、サイズなどは120フィルムと同じ規格品で、120フィルムに付属されていた遮光用裏紙を削除して、その分フィルムを長く巻き込んだフィルムです。
遮光用フィルムが無いことによって、扱いが難しくなる代わりに、撮影枚数を2倍に増やすことができました。
220フィルムでは、120フィルムで説明した撮影枚数の2倍の枚数の撮影が可能です。
その他については、120フィルムとほぼ同じですが、カメラによっては220フィルムが使用できない場合もありました。
120フィルムの進化系で、裏紙の無いタイプです。裏紙を省いて撮影枚数を2倍へ増量したフィルムです。

220フィルムの外形

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