110フィルムについて

110film
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110フィルムの呼び方

「110フィルム」は、「ひゃくじゅうフィルム」とは読みません。

一般に、「ワンテンフィルム」と呼ばれています。(カッコイイ呼び方だと思いませんか?)

ほかのフィルムは、どのように呼ばれていたのでしょうか?

最も一般的に使用されていた35mmフィルムですが、正式には「135フィルム」と命名されていました。

こちらの呼び方は「イチサンゴフィルム」です。

その他にも色々なフィルムがあって、「120フィルム」は「イチニーマルフィルム」、「220フィルム」は「ニーニーマルフィルム」、「126フィルム」は「イチニーロクフィルム」と呼ばれていました。

「110フィルム」だけが、英語でカッコよく呼ばれていたのです。

「ワンテン」の方がゴロが断然良いですもんね~。

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110フィルムの形状

ワンテンフィルムの形状をご覧ください。

ワンテンって...このフィルムのことだったのか...と思い出される方も多いのではないかと思います。

110フィルムの外形写真

フィルムの裏面には、小窓が開いていて、そこからフィルム枚数を見ることが出来ました。

110フィルムの内側の写真

ポケットタイプのカメラに、カセットごと入れて、使っていましたよね。

35mmフィルムの様に、カメラに充填する時の難しさが無く、しかも失敗知らずというところが、良い点でした。

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110フィルムの現像後

110フィルムで撮影が終わった後は、カセットごと現像に出しましたが、DPE店から戻ってくる時には、カセットは取り外されてフィルムケースに入ったネガフィルムだけになっていました。

下の写真は、現像後の110フィルム例です。

110フィルム現像後の保管状態

この様なビニール製の保護フィルムケースに差し込まれて、110フィルムは戻ってきました。

あなたが保管している110フィルムも、この様な状態で保管されていると思いますので、ご確認ください。

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110フィルムの見分け方

いまお持ちのフィルムが、110フィルムかどうかの見分け方です。

何点かの特徴がありますので、これらを確認することで110フィルムかどうかの判断ができます。

  1. フィルム保護ケースの表示を確認する
    現像メーカーによるかも知れないですが、フィルムケースの左上に「110」マークが入っているので、目印となります。
  2. フィルムのサイズを測ってみる
    フィルム幅のサイズは16mm、画面のフレームサイズは横17mmx縦13mmなので、定規で測ってみれば、110フィルムかどうかを確認できます。
  3. 110フィルムの1コマ部分拡大サンプル

  4. コマ番号を確認する
    110フィルムのコマ番号は、上の拡大写真の様に、各コマの前に矢印と共に分かりやすく印刷されています。
    35mmフィルムなどとは全く違う場所にあるので、目印にできると思います。

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110フィルムの歴史

110フィルムを語るには、126フィルムの存在を無視することはできません。

126フィルムは、フレームサイズが26mmx26mmの正方形で、カメラの小型化を目指して作られました。

そして、画期的だったのは、巻取り側も含めてフィルムをカセットの中に入れてしまった構造であったことです。

この様にカセット化したことによって、フィルム充填を簡単確実にしただけでなく、撮影終了後の巻き上げ作業を不要にしたのです。

この126フィルムによって、カメラの操作方法を知らない人も含めて、誰でも簡単にカメラが操作できる様になりました。

110フィルムは、この簡単確実充填のカセット化手法をそのまま取り入れて、126フィルムよりもさらに小型化を追求して誕生しました。

1972年にコダック社が発表して以来、急速にシェアを伸ばしました。

110フィルムのフレームサイズは、17mmx13mmと小さめで、ポケットカメラに使用されることで、人気を呼びました。

110カメラについて

110カメラは、110フィルムを使用するカメラです。

コダックが110フィルムと合わせて110カメラを発表して以来、急激に110カメラのシェアは伸びていきました。

各社より発売された110カメラは、ポケットカメラとかポケットインスタマチックカメラと呼ばれて、多くの人に愛用されました。

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