昔撮影したVHSや8mmビデオ、miniDVなどをダビング業者へ依頼するとき、「ビデオテープはどうやって送ればいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
大切な思い出が入ったビデオテープですから、輸送中に壊れないよう丁寧に送りたいと思うのは当然です。
ただ、特別な梱包は必要ありません。バックトゥ昭和では、実際にお客様から多くのビデオテープを宅配便でお送りいただいていますが、丈夫な段ボールを使い、テープが箱の中で大きく動かないように梱包すれば大丈夫です。
この記事では、実際にビデオテープを受け取っているダビング店の立場から、梱包方法や大量に送る場合の注意点、発送前のテープ番号の付け方まで紹介します。
ビデオテープは普通の段ボールで送って大丈夫
VHSや8mmビデオ、miniDVなどを送るために、専用の箱を用意する必要はありません。一般的な段ボール箱で大丈夫です。
ただし、古くなって強度が落ちた段ボールは避けてください。特にVHSを50本、100本と送る場合はかなりの重量になるため、丈夫な段ボールを使用します。
ビデオテープを安全に送る梱包方法
テープを段ボールに入れたら、周囲や隙間にプチプチ(気泡緩衝材)や丸めた紙などを入れ、配送中にテープが箱の中で大きく動かない状態にします。
箱の底や側面にも緩衝材を入れておくと、外からの衝撃が直接テープへ伝わりにくくなります。
梱包が終わったら、箱を閉じる前に中のテープが大きく動かないか確認してください。
テープを1本ずつプチプチで包む必要はありません
大切なビデオテープだからと、1本ずつプチプチで丁寧に包んでくださるお客様もいらっしゃいます。
もちろん問題はありませんが、通常はそこまでしなくて大丈夫です。
数十本のテープを1本ずつ包むのは大変な作業です。テープ全体を緩衝材で保護し、箱の中で大きく動かない状態になっていれば十分です。
VHSなどの個別ケースはそのまま送ってOK
1本ずつのケースは外さなくて大丈夫
VHSなどが1本ずつプラスチックケースや紙ケースに入っている場合は、そのままお送りください。ケース自体がテープの保護にもなります。
また、ケースにタイトルや撮影日などが書かれている場合は、映像を整理するときの手がかりにもなります。
複数本を収納する化粧箱・大型ケースは不要
一方、複数のテープをまとめて収納する化粧箱や大型ケースに入っている場合は、可能であればそこから取り出し、個別ケースの状態で段ボールへ入れてください。
50本・100本など大量に送るときは箱の強度に注意
VHSは1本ではそれほど重く感じませんが、50本、100本と集まるとかなりの重量になります。
大量のビデオテープを発送する場合は、段ボールの底が抜けないか、持ち上げたときに大きく変形しないかを確認してください。
1箱が重くなりすぎる場合は、無理に全部を詰め込まず、複数の段ボールに分けて送る方法もあります。
大量のビデオテープをどう整理すればよいか迷っている方は、こちらの記事も参考にしてください。
大量のビデオテープをどうする?VHSが50本・100本あるときの整理・ダビング方法
発送前にビデオテープへ番号を付ける
複数のビデオテープをダビングに出す場合は、発送前にテープへ通し番号を付けておくことをおすすめします。
番号があると、ダビング後の映像と元のテープを対応させやすくなり、完成した映像を確認するときにも分かりやすくなります。
1、2、3……の通し番号でOK
番号は難しく考える必要はありません。
1、2、3、4……11、12……101、102という普通の通し番号で大丈夫です。
001、002、003のように「0」を付けて桁数をそろえる必要はありません。
すでにご自身で管理番号を付けている場合などは、申込み時の案内に従ってください。
「6」と「9」は上下が分かるようにする
ここは、実際にたくさんのビデオテープを扱っていると気づく小さな注意点です。
印刷された数字の「6」と「9」は、ラベルを貼った位置やテープの向きによって、どちらなのか分からなくなることがあります。
手書きなら筆跡などから判断できる場合もありますが、きれいに印刷された数字ほど、上下を逆にすると区別しにくくなります。
6や9を使用する場合は、数字の下に線を引くなど、上下が分かるようにしておくと安心です。
ほんの小さな工夫ですが、何十本、何百本というテープを間違いなく管理するためには、こうした工夫が役立ちます。
DVDへのタイトル印刷を希望する場合
バックトゥ昭和では、DVDへのタイトル印刷をご希望のお客様に、申込み受付後、記入方法とフォーマットをご案内しています。
基本となるのは、「テープ識別番号」と「DVDへ印刷するタイトル」を対応させることです。
必要な情報は、テープ識別番号とタイトルです。必要に応じてサブタイトルなども指定できます。
たとえば、テープに「1」と番号を付け、その番号に対応するタイトルを指定していただくことで、どのテープにどのタイトルを付けるのかを確認できます。
詳しい記入方法については、対象のお客様へご案内しますので、発送前に複雑な一覧表を作る必要はありません。
ビデオテープを宅配便で送るのが心配な方へ
家族の思い出が入ったビデオテープを宅配便で送ることに、不安を感じる方もいらっしゃると思います。
特に、子どもの運動会や結婚式、今は会えない家族の姿などが記録されているテープなら、単なる荷物とは感じられないでしょう。
だからこそ、必要なのは必要以上に厳重な包装ではありません。丈夫な箱を使い、輸送中にテープが大きく動かないように梱包することが大切です。
また、ダビングした映像はDVDやデータとして残すだけでなく、可能であれば別の場所にもバックアップしておくと、紛失や故障などのリスクを減らせます。
バックトゥ昭和のビデオダビングの料金や対応テープ、各プランについては、こちらをご確認ください。
まとめ|過剰包装より「箱の中で動かない梱包」を
ビデオテープをダビング業者へ送るときは、特別な梱包方法は必要ありません。
丈夫な段ボールを使い、テープの周囲や隙間を緩衝材で保護して、箱の中で大きく動かないようにしてください。
VHSなどの個別ケースはそのままで構いませんし、テープを1本ずつプチプチで包む必要もありません。
また、複数のテープを送る場合は、発送前に通し番号を付けておくと、その後の確認がスムーズになります。「6」と「9」のように上下を間違えやすい数字には、下線を付けるなどのひと工夫もおすすめです。
大切なのは、必要以上に厳重に梱包することではなく、その中に残された映像を安全に次へつなぐことです。
昔のビデオテープがたくさん残っている方は、まず料金を確認してから検討することもできます。


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