VHS・ビデオテープは何ゴミ?捨て方は自治体によって違う
押し入れや実家を片付けていると、昔録画したVHSや8mmビデオ、miniDVなどが何十本も出てくることがあります。
「もう見ることもないから捨てたいけれど、ビデオテープは何ゴミ?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
ビデオテープの分別方法は自治体によって異なるため、お住まいの市区町村の最新ルールを確認してから処分してください。
まずは市区町村の分別ルールを確認する
ビデオテープは、プラスチック製のカセットの中に磁気テープや金属部品などが使われています。
そのため、見た目だけで「プラスチックだからこのゴミ」と判断せず、自治体のホームページやごみ分別表で「ビデオテープ」「VHS」などを検索するのが確実です。
また、テープ本体とケースで分別方法が異なる場合もあります。大量に処分するときは、一度に出せる量についても確認しておくと安心です。
VHS・VHS-C・8mmビデオ・miniDVも処分前に確認を
家庭にはVHSだけでなく、VHS-C、8mmビデオテープ(Video8・Hi8など)、miniDVといった小型のビデオテープが残っていることもあります。
これらも自己判断で分別せず、迷った場合は自治体へ確認してください。
ちょっと待って。そのビデオテープ、本当に捨てて大丈夫?
古いビデオテープを見ると、「もう何十年も見ていないし、全部捨ててしまおう」と思うかもしれません。
でも、その中に入っているのは昔のテレビ番組だけとは限りません。
運動会、入学式、旅行、結婚式、子どもの成長、そして特別な行事でもない家族の日常。
今ではスマートフォンで簡単に動画を撮影できますが、ビデオカメラが家庭に普及し始めた頃の映像は、今ほど大量には残されていません。
何気なく撮影した昔のビデオが、未来の家族への贈り物になる映像かもしれません。
個人撮影の映像は一度だけ確認してから
市販の映画やテレビ番組とは違い、家族が撮影したホームビデオは同じ映像をもう一度手に入れることができません。
撮影した本人にとっては何でもない映像でも、何十年か経つと、子どもや孫にとって大切な記録になることがあります。
特に古い映像には、今は亡くなった家族の姿だけでなく、声、話し方、笑い方、当時住んでいた家の様子など、写真だけでは残せなかったものが記録されていることがあります。
処分を急いでいないのであれば、家族が撮影した可能性のあるテープだけでも、一度確認してから判断することをおすすめします。
中身が分からないテープは無理に判断しない
古いビデオテープでは、ラベルがない、文字が消えている、「1993年夏」など曖昧なことしか書かれていない場合も珍しくありません。
このようなテープを、ラベルだけを見て必要・不要と判断するのは難しいものです。
中身が分からないテープの確認方法については、「中身が分からないビデオテープはどうする?録画の確認方法と捨てる前の注意点」で詳しく解説しています。
家庭用ビデオと市販・録画テープを分けて考える
古いビデオテープを整理するときに、すべてを同じように扱う必要はありません。
まずは、おおまかに次のように分けてみると判断しやすくなります。
- 家族や自分で撮影したホームビデオ
- テレビ番組などを録画したテープ
- 市販・レンタルされていた映像作品
- 何が入っているか分からないテープ
特に慎重に扱いたいのは、家族が撮影したホームビデオと中身不明のテープです。
残すべきなのは「テープ」ではなく、その中にしか残っていない映像かもしれません。
逆に、もう必要がないことがはっきりしているテープまで、無理に保存し続ける必要はありません。
「テープを残すか」ではなく、「この映像を残したいか」で考えると整理しやすくなります。
ビデオテープを捨てる前に注意したい3つのこと
1.家族に一度確認する
自分にとって必要のない映像でも、家族にとっては残しておきたい映像かもしれません。
実家の片付けなどで大量のビデオテープが出てきた場合は、処分する前に家族へ一度確認しておくと安心です。
特に、子どもの成長記録、結婚式、家族旅行、発表会、運動会などが書かれたテープは、すぐに捨てずに一度取り分けておくとよいでしょう。
2.個人情報が記録されている可能性を考える
ホームビデオには、家族の顔や声だけでなく、自宅、学校、名札、車のナンバーなどが映り込んでいることがあります。
古いテープだからといって中身に個人情報がないとは限りません。処分方法について心配がある場合は、自治体などに適切な廃棄方法を確認してください。
3.カビや劣化したテープを無理に再生しない
長期間保管されていたビデオテープには、カビが発生している場合があります。
カビが付着したテープをそのままビデオデッキへ入れると、正常に再生できなかったり、デッキ内部を汚したりする可能性があります。
状態が悪いテープについては、無理に再生する前に確認してください。
詳しくは、「ビデオテープのカビ取り方法」や「ビデオテープは既に寿命を迎えている」も参考にしてください。
50本・100本あるなら、一度に全部捨てようとしない
実家の押し入れなどから50本、100本というビデオテープが出てくると、1本ずつ確認するだけでも大変です。
だからといって、「面倒だから全部捨てる」「全部大切そうだから全部残す」の二択にする必要はありません。
まずは、残したいもの・中身が分からないもの・処分してよいものの3つ程度に分けるだけでも整理しやすくなります。
大量のビデオテープを効率よく整理する方法は、「大量のビデオテープをどうする?VHSが50本・100本あるときの整理・ダビング方法」で詳しく紹介しています。
再生するビデオデッキがない場合はどうする?
「捨てる前に中身を確認したいけれど、もう家にビデオデッキがない」という方も多いと思います。
古いVHSを見るために中古デッキを探す方法もありますが、テープの本数や状態によっては、確認のためだけに機器を用意するのが現実的でない場合もあります。
ビデオデッキがない場合の選択肢については、「ビデオデッキがない!昔のVHSを見る方法」で、中古購入・レンタル・ダビングなどを比較しています。
捨てる前に映像だけデータ化する方法もある
「テープそのものはもう必要ない。でも家族の映像だけは残しておきたい」
そんな場合は、VHSなどをDVDや動画データへダビングしてから、不要になったテープを処分する方法があります。
VHSをDVDや動画データにしてからテープを処分する
ビデオテープをデータ化すれば、大きなVHSテープを何十本も保管し続けなくても、映像を見ることができます。
大切な映像を残してから不要になったテープを整理すれば、「捨てたい」と「思い出は残したい」を両立できます。
「テープを残すこと」と「思い出を残すこと」は、同じではありません。
古いビデオテープの整理では、この考え方を知っているだけでも選択肢が広がります。
DVDとMP4、どちらで残す?
テレビやDVDプレーヤーで手軽に見たい場合と、パソコンやスマートフォンなどでも利用したい場合では、適した残し方が違います。
DVDと動画データの違いについては、「ビデオダビングはDVDとMP4どっちがいい?両方必要?違いと選び方を解説」で詳しく紹介しています。
バックトゥ昭和なら古いビデオテープをまとめてダビングできます
バックトゥ昭和では、VHS・VHS-C・8mmビデオテープ(Video8・Hi8など)・miniDVなど、さまざまな家庭用ビデオテープのダビングに対応しています。
「テープが多くて自分では確認できない」「再生する機械がない」「大切な映像だけ残してテープを整理したい」という場合にもご利用いただけます。
料金やプラン、対応テープについてはビデオダビングサービス詳細をご確認ください。
料金を確認しただけではお申込みは確定しません。内容を確認したあと、そのままお申込みへ進めます。
まとめ|捨てるか迷ったら「映像を残すか」を先に考える
VHSなどの古いビデオテープを処分するときは、まずお住まいの自治体の分別ルールを確認してください。
そのうえで、すぐに全部捨てるのではなく、次の順番で考えてみるのがおすすめです。
- 自治体の処分ルールを確認する
- 家族が撮影したテープがないか確認する
- 中身が分からないものはいったん保留する
- 残したい映像はデータ化を検討する
- 不要になったテープを処分する
古いビデオテープをすべて残しておく必要はありません。
しかし、一度処分してしまえば、そのテープにしか残っていなかった映像を見ることはできなくなります。
残したいのはテープではなく、そこに記録された家族の時間なのかもしれません。


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